鯉のぼりと税制

 

鯉のぼり2

圧巻です。ゴールデンウィークに毎年恒例となった、野津田の「鶴見川の鯉のぼり」。
約280匹の鯉のぼりが、青空を昇っていくように泳いでいました。

その下は、鶴見川が流れています。「子どもが遊べる川にもどそう」と活動しているときに、川で魚を捕ったら、思いのほか、子どもたちがとても喜んだのがきっかけで「鶴見川の鯉のぼり」が始まったそうです。鶴見川育成会会長さんに教えていただきました。

鯉のぼり+

地域の人たちの手で、清らかな川を取りもどして次世代に繋ぎ、そこへ古くからの伝統文化を交えて、親子で一生思い出に残る季節の催しの場をつくりだしていく。まさに、「新しい公共」の象徴といえる地域貢献の素晴らしい取りくみであると思います。

本来であれば行政の仕事、と思う人もいるかもしれませんが、こうした地域貢献の事業を市民一人一人の寄付によって支えていけるよう環境づくりをするのが、これからの政治と行政の仕事ではないかと思います。そのために、私の現職時代には、寄付文化の拡大をめざして税制改革を行い、NPO法改正もしました。認定法人に寄附をすると、50%税額控除が認められる税制改正です。

これによって、税金の使い道を市民が決めることができる。支援した事業や人材を育て、地域の貢献や人道支援につながり、一人ひとりの生きがいややりがいにもつながります。国や自治体の財政が厳しいなか、個人資産を社会的に有効活用しうるしくみともなり、画期的な制度改正でした。

しかし、311の被災地支援では役立ったものの、まだまだ浸透していません。安倍政権では、むしろこの制度を後退させるような動きが出ていますが、看過できません。

「新しい公共」をもっと広げていく、市民が参画し意思決定できる空間をもっと広げて中央集中型の統治機構を改革していく。それこそ、これからの方向性であると思います。

川辺では、子どもたちのはしゃぐ声が響きわたっていました。地域の市民力と文化伝統の融合が秘める大きな可能性を、もっと応援していきたいと思います。

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